イギリスのスケッチ 〜名所めぐりと写真詩〜

ロンドン在住の写真家 <狩野けいぞう>のブログ

「カントリーサイドの夢」の ご案内

 

 イングランドの田舎には、美しいお城がいくつもあります。ロンドンの南東のケント州には、世界で最も愛らしいと言われる、池に囲まれたリーズ城があります。ピクチャレスクな庭園の中にあって、絵本の中から飛び出したような、小さなスコットニー城があります。隣のイースト・サセックス州には、ちょっと勇ましい感じの、これも堀に囲まれたボディアム城があります。

 イングランドの田舎には、美しい町や村があります。画家コンスタブルの愛した、サフォーク州の村や野原があります。風車や池のあるフィンチングフィールドなどの、エセックス州の村があります。ロンドンからウィンザーやオックスフォードにかけてのテムズ川沿いにも美しい町があって、たとえば白い吊り橋や教会の見えるマーロウなどは、息をのむ思いがします。

 オックスフォードの西には、日本人ツーリストにも人気の高いコッツウォルズがあります。羊が放牧されたなだらかな丘陵と、そこに散在する町や村。中央のバーフォードやストウ・オン・ザ・ウォルドやロウアー・スローター、それに北のチッピング・カムデンやブロードウェイ、そして南のバイブリーやカースル・クームといった可愛い町や村があります。建物はライムストーンと呼ばれるハチミツ色の石で作られ、四季の花々が彩りを添えてくれます。

 イングランドの田舎にはまた、古代のミステリーもあります。ウィルトシャーのソールズベリーの平原にある、世界的に有名な巨石建造物ストーンヘンジ。その目的や建造方法など、詳しいことは未だに不明ですが、魔術師マーリンが巨人に造らせたという伝説に、意外と真実味が感じられます。

 シリーズ第4弾は「カントリーサイドの夢」と題して、そんな田舎の風景を24枚集めてみました。イングランドの田舎には、何と言っても<夢>があります。多くの日本人にとって、心の奥底に潜んでいる憧れのような<夢>の世界。あなたもご一緒に、あなた自身の<夢を>見てみませんか。

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『ぽえてぃっく ブリテン』写真詩集シリーズ

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