イギリスのスケッチ 〜名所めぐりと写真詩〜

ロンドン在住の写真家 <狩野けいぞう>のブログ

「ロンドン--季節の夢 Vol.2」の ご案内

 

 タワー・ブリッジやロンドン塔に近く、幾つものヨットなどが浮かぶセント・キャサリン・ドックス。ガラスの球根のような形をしたシティ・ホール。ガラスの破片が空を突き刺すようにそびえるザ・シャード。2012年の大会に使われたオリンピック・スタジアム。そんな名所が、ロンドン東部にはあります。

 映画館や娯楽施設の立ち並ぶレスター・スクエア。夜のネオンサインが美しいピカディリー・サーカス。幾つものハウスボートが浮かぶリトル・ベニス。公園の中の画廊であるサーペンタイン・ギャラリー。ビクトリア女王が亡き夫君のために建てたアルバート・メモリアルやロイヤル・アルバート・ホール。そんな名所が、ロンドン中西部にはあります。

 ロンドンには、いくつもの広大な公園があります。ほぼ中央にあるセント・ジェームズ・パークやグリーン・パーク。やや北にあるリージェンツ・パーク。やや西にあるハイド・パークやケンジントン・ガーデンズ。そこでは、春には水仙やチューリップが咲き、夏には色とりどりの夏の花が咲きます。そして、秋には黄色味を帯びた木の葉が、冬にはうっすらと積もった雪が、季節を感じさせてくれます。

 自然の変化だけでなく、街中の様子や光自体もまた、季節の移ろいを感じさせてくれます。リージェント・ストリートやオックスフォード・ストリート、それにボンド・ストリートといった中心部の賑やかな通りは、年末年始には華やかなイルミネーションに飾られ、広場にはクリスマス・ツリーが輝きます。これもまた季節感と言えるかも知れません。

 前作「ロンドン—季節の夢」では、ロンドンの代表的な名所の季節の移ろいを紹介しました。本書では、それら以外の名所や公園などに光をあてて、季節感のある24の作品を収録してあります。ロンドンが大好きで何度か訪れたことのある方、あるいは生活をされたことのある方は、こんな場所も訪れたと思います。そして、まだ訪れたことのない方も、憧れのロンドンをご一緒にお楽しみ下さい。

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『ぽえてぃっく ブリテン』写真詩集シリーズ

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