イギリスのスケッチ 〜名所めぐりと写真詩〜

ロンドン在住の写真家 <狩野けいぞう>のブログ

夕暮れの湖畔

 

ウィンダミア湖の
ボウネスの桟橋で
眠りにつく遊覧船が
今日の思い出に耽る

沈む太陽が
最後の力で
光の挨拶を送って
今日の別れを惜しむ

夕暮れの湖畔の
この美しい交感を
木の葉のフレームで
心の部屋に飾ろう

 

 

ウィンザー・イートン・ブリッジ

 

 ウィンザー&イートン・セントラル駅前のテムズ・ストリートの坂道を下って行くと、テムズ川にかかるウィンザー・イートン・ブリッジに出る。橋の西側には観光船の乗り場などがあり、川辺を散歩する人でいつも賑わっている。白鳥や鴨に餌をやる場所にもなっていて、のどかな風景が楽しめる。

 

ザ・シャードと夕焼け

 

夕焼けの染める
テムズ川のほとりの
モダンなビル群

シティホールが
左に身を反らして
シャードの塔が現れる

古い都会ロンドンの
新しい時代に向かって
飛び立とうというのか

シャードの塔は
打ち上げの迫る
ロケットのようだ

 

ウィンザー城とロング・ウォーク

 

 ジョージ3世の騎馬像がある終点の丘から見たロング・ウォーク。グレート・パークとウィンザー城をつなぐ並木道で、1682〜85年にかけてチャールズ2世によって造られた。距離は約4キロメートルある。

 

旧ミレニアムドーム

 

ミレニアムドームの
支柱に支えられた
テントの丸い屋根

夕焼けの下を流れる
くねったテムズ川や
ドックランズのビル群

ノースグリニッジの
ロープウェイに乗って
空高く上ると

遠くが見えてくる
過去が見えてくる
未来が見えてくる

 

 

ウィンザー城のロング・ウォーク

 

 ウィンザーの町の商店街を少し南に進むと、有名なロング・ウォークに出ることが出来る。鉄柵のゲートから中には入れないが、通りの終点に見える建物はウィンザー城のアッパー・ウォードで、2つのタワーに挟まれた門はジョージ4世門である。

 

聖キャサリン・ドックス

 

いくつものヨットが
帆を下して休む
聖キャサリンドックス

鏡のような水面が
地上の世界を
逆さに見せる

水の映し出す世界は
不安に揺れる、揺れる
人の心のようだ

水の映し出す空は
限りなく深い、深い
人の心のようだ